先週一週間はずっとラボの合宿(lab retreat)で,オブロンナ(Ovronnaz)というところに出かけていた.

そこは,スキーと温泉を兼ねた観光地で,ホテルには大きな浴場があった. そんなところで一週間も20人弱が合宿する費用をラボが出してくれるのだから,ラボはお金持ちだし,かなり自由な使い方が許されているのが分かる. これは,日本とはシステムが異なり,教授に与えられる予算の内から,自分の給料および研究費を自分の裁量で決めることができるという仕組みなので可能なことなのだろう.

ラボ合宿で行ったこと,

  • 国際会議形式の18分口頭発表,12分質疑応答のセッション.
  • Visiting研究者の1時間程度のトークセッション
  • 1時間半程度のトピック毎のディスカッションセッション(転位動力学,破壊,マルチスケール法)
  • Group outingと称したみんなでの散歩
  • パブクイズという称したクイズ大会
  • ゲームしながらの飲み会

日本でも同様のことができるだろうか? 試してみたくはある...