Obsidianというnote-takingアプリがなかなか良く出来たアプリで,今流行りのZettelkastenが実装できるというので一ヶ月ほど使っている.
アプリの紹介は「第2の脳アプリObsidianを使って日次メモを書く方法」なんかを参照してもらうとして,自分の使い方をメモを兼ねて紹介しておく. ちなみに,このやり方は nickmiloのIMF-v3 を参考にしている.
ディレクトリ構造
- ノートをカテゴリしてディレクトリに分けるのは良くないと言われるのを良く耳にするので,基本的にはノートはディレクトリで分けたりせず,全て(Obsidian vaultの)ルートディレクトリ内に直に保存する.
- 画像ファイル,PDFなどの添付ファイルはルートディレクトリに一緒に置くとごちゃつくので
00_assets/
というディレクトリに保存することにする. - 日々のノートは個別のノートとは少し性格がことなるので,
01_daily_notes
というディレクトリに保存する.
日々のノート(Daily notes)
- 日々のメモノートとそれ以外は少し用途というか考え方が異なるので,日々のノートは
01_daily_notes
という保存し,Obsidianの「Daily notes」plugin機能を使って,YYYY-MM-DD
というファイル名で作成することにする. - Daily notes pluginでは,テンプレートファイルを設定することができるので,
01_daily_notes/template
という以下のようなファイルを作り,それをテンプレートとする. - daily notesなのに,タグとしては
#diary
となっているのはご愛嬌... - 最初にdaily noteのTasksに,今日やることをリストアップして,チェックしていくという流れ.
# Notes
以下にメモを書いていく.一つのノートとして独立するような内容はコピペで独立したノートを作り,リンクする.
Index and Map of Contents (MOC)
全てのノートがルートディレクトリ内に一様に保存されているので,何かしらのインデックス・ノートなり各ノートを参照する機構がないと,個々のノートが単独で保存されてしまい,どこからも行き着くことの出来ない「dead note」になってしまう.そのため,nickmiloのIMF-v3に従って,indexノートとMOCノートを作る.
indexノート 000 Index
000 Index
というファイル名にすることで,ソートすると一番上に表示される.- ここで
[[...]]
のような記述は,wiki風のリンクでObsidianの中でリンクとして管理されて,backlinkなんかもつくので便利. - 各カテゴリーのMOCに関する説明と,そのMOCファイルへのリンク,および関連するタグなどを記載しておく.
- Obsidianノート管理のルールが書いてある(これは別ノートに書いても良いかも)
MOCノート
各カテゴリーやトピックに関連するノートへのリンクをまとめておくノート.
例えば,000 Index
ノートにある[[050 Productivity MOC]]
からは下記のようなノートに飛ぶようになっている.
Hotkeys
Obsidianではキーボードショートカットをかなり自由に設定できるので,以下のような自分仕様の変更を加えている.
Cmd + T
— 今日のDaily noteを開くCmd + 1
— 左サイドバーの表示/非表示Cmd + 2
— 右サイドバーの表示/非表示
他に,特に変更していないが良く使うものをあげておく.
Cmd + O
— ノートをタイトルで検索して開く.最近開いたノートも表示される.Cmd + Shift + F
— 全ノートの文字列検索.