昨年も,その時点における快適な作業環境をメモしたので,2018年版もメモしておく.
Emacs
最近は Emacs を使う人も減っているみたいで,Vim に限らず,Sublime Text であるだとか,Atom であるだとかのエディタアプリを使う人が増えてきているらしい.しかし,主に以下のような理由から,Emacsからまだまだ抜け出せそうにはない.
- FortranやPythonにおいて outline minor モードを使って,関数やサブルーチンを折りたたむことができる.
- magitモードでGitを使える.
- shellも使える.
- gnuplotモードで直接 gnuplot を呼び出すことができる.
むしろ,より一層Emacsに束縛されている気がする...
tmux
昨年から導入した tmux は,現在リモートサーバ上で常駐しており,欠かせないものになっている. 特に新しいことを述べることもないが,リモートサーバで計算などをする仕事をする上で,これがないことなどもはや考えられない.
Jupyter Lab
Jupyter notebook のより洗練された統合環境みたいなもので,タブの導入やファイル操作もできるようになっている.シミュレーションのための実験ノートのような Jupyter notebook ももはやなくてはならいツールとなってきていると思う.
Quiver
これも昨年のメモに記載されているので,特別新しくはないが,一年を通して頻繁に使用し続けている. もはや Evernote は使っていない.科学分野のメモの場合,数式を入力できるかどうかが重要なのだと思う. Quiverに入力したものはiPhoneなどと同期するのはできなそうだが,あまりその必要性を感じていないので今のところ問題ではない.