S.A.Ghasemi et al., PRB92, 045131 (2015)
電荷可変型(variable charge)原子間ポテンシャルの電気陰性度(electronegativity)項にNNを適用することで, 環境に依存した電荷分布に対応する原子間ポテンシャルを作るという論文.
環境に依存した電荷分布は,環境に依存した電気陰性度から自動的に得られる. 「環境に依存する」という部分を近距離のNNで表現することで,計算不可も抑えられ, 電荷やエネルギーそのものをNNで予想するよりも安定となる模様.
金属系や半導体系へはダイレクトには適用できないだろうが,考え方を援用することでポテンシャルを作ることが可能かもと思える.