NEB法は,原子拡散や化学反応など原子の構造的変化の始状態と終状態がわかっていたら,その間の構造を内挿して,イメージを作り,そのイメージ間にバネが働いているとして,全てのイメージをつなげてエネルギー最適化を行うことで,反応のエネルギーバリアを求めるもので,広く使われている.
ASEにはNEB計算を行うモジュールがあるので,PMD_ASE_Calculator
を使ってASEからpmdを呼び出すようにすると,pmd内の力場を使ってNEBを行うことができる.
こうすうると,次のような出力が出る.
Step Time Energy fmax
FIRE: 0 18:35:44 -3692.341997 1.067001
FIRE: 1 18:35:44 -3692.971828 0.996428
FIRE: 2 18:35:44 -3694.099314 0.872734
...
各イメージは potential_energy を持っているので,それをプロットする.
途中構造の確認は,次のようにして途中経過ファイルを出力してOvitoなどで可視化すればよい.