Obsidianに Citations というプラグインがあり,Bibtex ファイルなどからリファレンスノートを自動的に生成してくれる機能が使える.Citationsプラグインのオフィシャルサイトでは Zotero との連携の方法(Bibtex出力および自動更新方法)が記載されているが,Paperpile でも同じことができたのでメモしておく.
Automatic export of Bibtex file from Paperpile
Paperpile の右上のギアみたいなところをクリックし,「Workflows and Integrations」を選択,そこにある「BibTeX Export」を選択する.そしたら何をどこに出力するかを指定させられる.それが終了すると,(出力形式をBibtex,場所をGoogle Driveに設定した場合)Google Driveのルートに paperpile.bib というファイルが作られる.Paperpileのデータが更新されるたびにこのファイルが更新される(はず).
Citations plug-in in Obsidian
Obisidanの方で,Community plugins から Citations を選んで Install して Enable してやると使えるようになる.Plugin setting の中で次のような項目を設定した.
- database format:
BibLaTeX
- database path:
/Users/hoge/My Google Drive/paperpile.bib
- Literature note folder:
_ref_notes
- Literature note content format:
--- title: {{title}} authors: {{authorString}} journal: {{containerTitle}} year: {{year}} tags: paper --- # {{title}}
ObsidianのVaultの中に _ref_notes
というフォルダを作成する.
いづれかの文献の literature note を作りたいとき,コマンドパレットから Citations: Insert Literature note link
を実行(もしくは Shift+Control+E )すると,@Kobayashi2020-rz
のようなリンクが生成され,そこをクリックすると?ファイルが生成され,そのファイルには上で設定したフォーマットの情報のファイルが作成される.自分の手でタイトルや著者の情報などを書いてもいいのだけど,その部分が短縮できるので少し時間短縮できる.
リンクがあまり意味のない文字列なのでそこをどうにかできたらよいのだけど...