Jupyter notebookをこのサイトに載せられると,サンプルコードと結果(グラフ)を簡単に示すことができて便利だからトライしてみた.いくつかの方法がありそうだが,ここでは下記のような手順でサイトに載せるようにした.

  1. ipynbからhtmlに変換する.
  2. obsidianでhtmlを見れるようにする.
  3. quartzで静的サイトに変換する.

ipynbからhtmlに変換(nbconvert)

$ jupyter nbconvert --to html filename.ipynb

こうすると,filename.html が作成される.よく理屈を分かっていないが,png画像ファイルもhtmlファイルに含まれているかのようになっていて,htmlファイルを読み込むと画像も表示される.

Obsidianでhtmlを見れるようにする

デフォルトではObsidianはhtmlファイルを認知しない(.mdファイルしか認知しない).そこで,Community pluginsのHTML Readerというpluginをインストールする.Optionは何もいじらなくてもよく,htmlファイルをObsidian vaultのどこかにドラッグ&ドロップすると,HTMLとしてファイルが存在していることが分かり,そのファイルをObsidianで開くとちゃんとjupyter notebookと同じように表示される(フォントが小さいのは気になるが).

Quartzで静的サイトに変換

これは何も変わったことはなく,普段のQuartzでの静的サイト生成コマンドを実行するのみ(メモ:サイト更新の手順).


今後は Jupyter notebook examples にサンプルノートブックを載せていくことにする(気が変わらなければ).